こだわりすぎは禁物?当初の予算をオーバーするときがある

理想がどんどん膨らんだ結果

大満足の注文住宅の完成と引き換えに、その後の住宅ローンの返済に四苦八苦が続いていると嘆く、そんな体験談が少なくありません。ビルダー側から提案されたアイデアに心惹かれ、あるいは頑なに当初からのこだわりを妥協できなかったなど、さまざまな要因が想定されます。

とりわけこの「こだわり」は、注文住宅購入に際し、大変重要であると同時に、時に厄介なリスクが背中合わせです。こだわれば単純にそれだけ予算はアップします。また随所にこだわりを反映させた計画だからこそ、安易に妥協できなくなってしまい、結果勢いに任せ、「どうにかなるさ」と予算オーバーのまま、ゴーサインを出してしまう展開が否めません。

せっかくの夢のマイホーム暮らしが、住宅ローンの返済に追われる日々となってしまっては本末転倒です。我が家を維持すべく、月々の生活費を過剰に切り詰めなければならなくなれば、注文住宅購入の意味自体を見失ってしまい兼ねません。

予算とこだわり双方の上限を見極めよう

予算オーバーに至ってしまうリスク回避のポイントはズバリ、予算の上限と、ぜったいに譲れないこだわりを絞り込む、この2つの初期作業の徹底です。たとえば家族それぞれが意見を出し合ってプランを練る場合、十分に話し合って妥協点を見出しておくなど、家族間でルールを決めて、全員が納得できる話し合いを心がけましょう。こだわりの数が増えてしまう展開に共通するのが、「それを採用するなら、こっちも採用してくれなければ不公平」といった、どんどん膨らんでしまう展開です。

予算面とこだわりに折り合いがつかない場合は、積極的に業者の担当者に相談するのも一案です。家族だけでは思いつかない、思わぬアイデアを提案してもらえるかも知れません。こうした相談に力を注いでくれる業者を選択することもまた、予算オーバー回避につながります。こだわりを「諦める」と捉えるのではなく、予算内の代替案を楽しみながら模索してみましょう。

建売住宅とは土地の上に建物が建っている状態で売っている住宅のことです。そのため建物の内装や間取りなどが決められているので、オーダーメイドではありません。